今年の「漢字」 〜心を荒らさず亡なわず〜
この一年、自分でもようやったなぁと思えるくらい、忙しさ続きでした。
その上、自分が受け持つ仕事・御用の中で、のっぴきならぬことも起こり、気持ち的には浮き沈みが激しい年でした。
そんな中リアルに実感したことは、あたりまえのことなんですが、何事も「心をこめる」ってこと。忙しい(心を亡くす)からと言って心が荒れる=つまり「慌てる」と、一つひとつきちんとこなすべき事ができなくなるってことでした。
大きな失敗はなかったのですが、「ここをもっとこうしといたらよかった」とか、「あそこでもうちょい角度を変えて発言しとけば…」「あの時、あのことにもう少し心をこめて取り組めば」など、反省しきり。平成19年も残りわずか。大切に過ごしたいと思います。
にしても、今年を表す漢字の「偽」。あまりにも情けない。そういや、「情」の字は「こころにエキスを与えて澄みわたった」という意味があるそうで。やはりこころが濁ると、人心だけに為し得る「偽り」が平気になるんやろか。
来年は気持ちを切り替え、快=「こころのしこりをえぐりとる」の文字で象徴できるような一年にしたいと思っている今日この頃です。
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